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カミソリ負けや脱毛後に発生しやすいと言われている毛嚢炎はどのような仕組み、原因で起こってしまうものなのか?
起こりやすい部位、起こった後の対処など合わせてご紹介したいと思います。
毛嚢炎って何?
毛嚢炎とはニキビと似たような皮膚に起こる症状ですが、厳密に言うとニキビとは少し違います。
毛嚢炎は毛穴の奥に雑菌が繁殖し起こる炎症で赤くブツブツした状態が特徴です。
ニキビはもう少し広い定義になり、赤くなったものや白いブツブツの状態も含まれます。
毛嚢炎は皮膚の状態(毛穴の清潔さ)や免疫力によっても発生頻度は変わってきます。
丁寧なスキンケアや規則正しい生活習慣などで未然に防ぐことも可能かと思います。
脱毛と毛嚢炎の関係について
毛抜きや毛剃りといった皮膚に負担が大きいものは炎症を引き起こすリスクが高まりますが、レーザー脱毛・光脱毛も多少の炎症のリスクがあります。
近年、機械の進歩により皮膚に負担の少ない脱毛が広まってきています。
それでも少なからず脱毛後の毛嚢炎のリスクはある為、起こりやすいのでは?と言われてしまいます。
機械による脱毛は毛穴にあるメラニン色素にダメージを与えて毛を抜いていく方法なので炎症は避けられません。
その為、光を照射された直後の皮膚の状態は一時的に弱くなり毛穴を守るバリア機能が低下します。
炎症を引き起こす事で毛嚢炎になりやすくブツブツの原因となります。
毛嚢炎の正しい対処法は?
①軽い症状の場合は自然に治癒
症状が軽い炎症に関しては自然に治癒していくことがほとんどとなります。
下手に軟膏を塗ることや指でいじってしまうと逆に炎症を助長することがあるので気をつけてください。
皮膚科の診察を受け正しい指導を受けることも大切かと思います。
②正しいスキンケアをする
特に気を付けるべきは洗い方です。
ゴシゴシと強く洗ってしまうと皮膚の炎症が悪化し治癒が遅くなります。
洗顔をする際はしっかり泡立つものを使用し優しく手入れできるといいと思います。
③カミソリの使用は控える
炎症が起こっている部分にカミソリ等の刃物で傷をつけてしまうと余計に悪化することが予想されます。
カミソリで剃るよりも照射型の脱毛を受け、少ないダメージで毛の処理ができると良いです。
④照射のレベルを下げる
脱毛の照射にはレベルがあるので強さを下げることで炎症のリスクが軽減します。
レベルが強ければ抜けるスピードが上がりますが、肌の状態をみながら徐々に上げていくと良いと思います。
照射のレベルを下げてから炎症が減ったという方は沢山います。
脱毛における毛嚢炎のリスクは下げることができます。
毛を抜くことやカミソリで剃ることよりもサロンで脱毛を受ける方が肌へのダメージは少なくなります。
正しい知識を持って脱毛を受けてみてください。